真夏に車を利用しないとき、窓は閉めきっていることが多いので、気温の上昇に合わせて車内温度も上昇します。真夏の住宅であれば窓を網戸にして、外の風を入れることができますが、車の場合は通常は網戸がついていることがありません。
住宅の網戸と同じ原理を車の窓にも採用して、網戸から外の風を入れて車内温度を下げることができます。もし網戸を取り付けても、車のセキュリティが万全な場合には、ぜひ試してみてもいい方法になります。たとえば朝から車の窓を網戸にして風をいれておけば、利用する時間帯になっても車内温度の上昇はやや抑えられます。網戸なので虫が入ってくることも避けられます。
また、走行中に網戸にしていれば、エアコンを使わずバッテリーの節約になります。ただし高速走行時には網戸が外れる恐れがあるので、使う時の注意は必要です。
気温が上昇する期間に限定的に網戸を取り付け、涼しい季節になったら取り外せばよいのです。車用の網戸は安い値段で市販されていますし、制作を業者に依頼することもできますので、夏の暑さ対策に利用してみてください。
車の断熱性はカーフィルムで高めることができます。窓ガラスに高い性能の断熱フィルムを貼ることで内装焼けも防ぐことができます。