車に乗っていますと様々な傷が付いてしまう事があります。
道路には小石も落ちていますし、風で飛来物が飛んできて傷を付けることもありますが、
気をつけていても避けることが難しいと思います。
ボディに付いた傷の場合は細いコンパウンドで磨く事で、
大きな傷は小さくなり、小さい傷は完全に消えてしまうこともあるのですが、
一番やっかいな傷がウィンドウに付いた傷です。
ワイパーを作動する事でいつの間にか付いてしまう事もありますし、
小石等の飛来物で知らぬ間に付く事もあります。
ウィンドウに傷が付いた場合、ボディと同じようにコンパウンドで磨いても
除去する事は不可能に近いですし、
硬いガラスを削って平らにする事は無理です。
ですが化学反応によって削る事ができ、綺麗に除去をすることが出来ます。
まず、ウィンドウの表面に水を掛けると、
一瞬だけ傷が消える場合は傷が浅いので除去できる可能性が高いです。
用いるのは酸化セリウムという粉末を使いますが、
粉末状になっているので少量の水を加えてペースト状にします。
そのペーストを布に付けて力を入れながら擦ると化学変化により
細かい傷を除去することが出来ます。
撫でるだけでは消えないので力を入れて擦るのがコツです。